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夏祭り前におさえたい!浴衣を着る時のマナーって?

暑くなってくると夏祭りシーズンが近づいてきますが、みなさん浴衣の準備はお済みですか?持っていない方は夏のお出かけ用に一枚は用意しておきたいところですよね。夏のデートやお出かけにもピッタリの装いである浴衣、実は注意するところがたくさんあるとご存知でしたか?こちらではうっかりミスを防ぐための、浴衣のマナーについてご紹介してまいりますよ。

知らないと大変!浴衣を着る時のポイント5つ

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日本の伝統的な衣服である浴衣は、最近ではファストファッション店やネットショッピングでも安く手に入るようになってきています。着る方法についても動画が上がっていたりと気軽に着やすい和服ですが、実は着るのに少しコツがいるんですよ。どういった点に注意すべきなのでしょうか?

下着が透けることも!?

浴衣は生地が薄いため、下着の上にそのまま着るとショーツの線が出たり、色によっては全体が透けてしまうこともあります。薄手の服を着る際によくあるミスですが、浴衣でも下着の透けには気をつけたいところです。そこで、浴衣を着る際はぜひ和装の下着である肌襦袢(はだじゅばん)を着用するようにしましょう。肌襦袢とはガーゼなど薄手の生地でできた白い羽織のようなもので、着物を着るときにも使うものです。透け防止だけでなく、長さがあるため裾はけも良くしてくれるので、一石二鳥のアイテムですよ。

男性の場合下着が透けることはあまりありませんが、白などでインナーが透けやすい浴衣の時はやはり肌襦袢があった方が良いでしょう。

ボディラインが見えるのはアウト

洋服であればウエストを絞ったりタイトなトップスを着たりできますが、和装ではボディラインを強調するのはNG。もちろん浴衣も例外ではありません。男性はあまり気にしなくても良い点ですが、女性で胸が大きい方やウエストが細い方は着る時に少し工夫が必要です。和装では全体のフォルムが寸胴になる方が良く、見た目としても逆に綺麗に見えるんですよ。

image by Rinto編集部

[ウエストが細い方]

1.腰に畳んだタオルを当て、腰紐で縛る。

2.細長く畳んだタオルの端をアンダーの位置に合わせ、ウエストに巻き付けてから腰紐で縛る。

image by Rinto編集部

[胸が大きい方]

1.上述したウエストの補正を行う。

2.三角に折ったタオルを右肩にかける。

3.2を真ん中で折り返し、左肩にタオルの反対の端をかける。

4.タオルが落ちないよう肌襦袢を羽織る。必要であれば、アンダーの位置を腰紐で縛る。

※それでも段差が気になるようであれば、前側に畳んだタオルを追加して調整・腰紐で縛る。

※和装ブラを着用するのも効果的です。

左と右、どっちが前?

浴衣の着方は調べれば動画でもヒットしますし、視覚的なお手本があれば誰でも簡単に着ることができる服装です。しかしイラストや動画の解説のデメリットとして、襟の合わせ方が逆になりやすいという点が挙げられます。教える側としては鏡のように見ながら真似できるようにしていても、着る側がその意図を汲めないということがあるんです。夏祭りでも稀に襟が逆の人を見かけると思いますよ。

さて、実際左前と右前、どちらの襟が正しいのかというと、他の人から見て襟は右前になるように着るのが正解です。これは和装に共通することで、左前は死装束の時の着方なので気をつけてくださいね。

丁度いい着丈はどのくらい?

和装は着丈の長さ調整に長けた服装です。裾が長いので腰の部分で織り込んで、好きな長さにすることができるんですね。しかし決められた寸法の服を着る機会が多い現代では、浴衣を着ようとしてもどのくらいの長さが良いのか悩んでしまいがち。浴衣の丁度いい裾丈は男女共にくるぶし程と考えられていますから、ご自身で着る際はこれよりも長すぎず短すぎない程度に調整するようにしてくださいね。

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