マナー冠婚葬祭

アクセサリーはOK?ストッキングは?今更聞けない女性の喪服マナー

なんとなく知っているつもりの喪服のマナー。ですがいざ着る時になると、「髪型は普段通りでいいのかな?」「ストッキングは薄手の黒でもいい?」「アクセサリーは?」などの疑問が次々出てきます。うっかりマナー違反にならないように、女性の喪服のマナーを見直してみましょう!

着るときになると意外と分からない喪服のあれこれ

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ある程度お年を召している方だと葬儀慣れしてくるので突然の訃報でも動じず完璧に準備ができますが、おそらく20代~30代の女性はお葬式に参列した経験がとても少ない人という人ばかりではないでしょうか。学生時代は制服が礼服なので特に何も感じなかった葬儀も、社会人になってからだと喪服ひとつでも分からないことだらけという人も多いはず。

筆者も社会人になって初めての葬儀の時は右も左も分からず、慌てて選んだスーツもフォーマルらしくないもので失敗しました。その後自分が斎場で働き出してからは葬儀の常識もマナーもわかるようになりましたが、経験がないと身だしなみのマナーだって分からないものなのです。

フォーマルウェアのマナー

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社会人になったばかりの場合だと、礼服を一枚も持っていないという人も多くいます。そうなると急いで買いに行くものですが、できるだけスーツやフォーマルウェア専門店できちんとしたものを買いましょう。今ではネット通販や格安の量販店でも購入できるのですが、専門店のものと比べるとリーズナブルなだけあって生地もペラペラで格安スーツという感じがどうしても隠せません。一人でいる分にはそれでもいいのですが、葬儀会場はみんな喪服なのでどうしても安っぽさが出てしまうのです。

ブラックフォーマルの価格は6万円から10万円ほどなので少しお高い買い物にはなるのですが、定番のデザインのものを選べば向こう10年くらいは着られます。すぐにダメになってしまうものでもないので長期的に見ると高すぎる買い物という訳でもないのです。

リクルートスーツで参列しても良い?

大学生や社会人になったばかりの頃にきちんと礼服を持っている人はなかなかおらず、そこそこの値段のフォーマルウェアを買うのにはまだ少し若い年齢でもあります。そこで思いつきがちなのがリクルートスーツですね。無地の黒いスーツなら、インナーだけ黒いものを買えばやり過ごせるんじゃないかと思う人も多いでしょう。ですがあまりおすすめではありません。

実はリクルートスーツの黒はかなりグレーに近い明るい色であり、素材の質感もブラックフォーマルとは全く違うため礼服の人たちの中に混じるとすぐにリクルートスーツだとバレます。大学生のうちであれば「まだ若いものね」と大目に見てもらえるかもしれませんが、社会人であったならたとえ何歳だとしても礼服を用意しておいた方が良いですよ。

ストッキングは黒で

お葬式の時のストッキングの色は基本的には黒が望ましいです。持っていないという人でも、大体どこのコンビニでも買えるので用意しておきましょう。ストッキングの厚さは大体30デニール程度が良く、肌がかなり透けて見えるのが一般的です。ただし北国など寒い地域では、冬になると60デニールくらいまで厚くする人が多くいます。

実際筆者の祖母は2月のとても寒い日に亡くなり葬儀を執り行いましたが、親族はみんな厚地のストッキングでした。筆者は厚地にしてもいいのを知らなかったので30デニールのストッキングで参列しましたが、ひとり足元が寒々しくて恥ずかしかったです。ですがあまり厚地過ぎると普段着のようなカジュアルな雰囲気が出てしまうので注意しましょう。

髪型にもマナーはある?

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葬儀の時は髪型も目立たないよう、控えめにするのがマナーです。何度もお辞儀をする場面があるので、髪の毛の長い人はまとめておかないと肩から垂れてしまってあまり印象が良くありません。そのため、髪の毛の長い女性は耳より下の方で1つに結ぶのが最適とされています。ヘアアクセサリーは髪をまとめるのにどうしても必要であれば使っても構いませんが、色は必ず黒でツヤのないシンプルなものを使用し、数も最低限に抑えるのが良いでしょう。

髪色に関してですが、本当は黒の方がその場にはふさわしいので、明るすぎる場合はカラースプレーを使うのが好ましいです。しかしカラースプレーを使うのは時間も手間もかかって大変ですよね。誰かに手伝ってもらえるのであればスプレーで髪色を落ち着かせて参列するのがマナーとしては最適なのですが、実際は明るい髪色の参列者はかなり多くいました。きれいにまとめていれば不快な印象はあまりありませんので、髪色よりはどうまとめるかの方が大事だと思います。

ロングヘアーの場合

黒いゴムで後ろで一つに結べばそれでOKなのですが、例えばパーマをかけている場合はまとめていても華美に見えるので、できるだけお団子にするなどしてパーマ部分を見せないように徹しましょう。お団子の位置は耳から下にして、出来るだけ地味にして落ち着いて見えるようにします。髪の毛は極力コンパクトに見えた方が喪服との相性も良いですよ。

ミディアム・セミロングヘアーの場合

こちらも基本的には後ろで1本にまとめればそれでOKです。セミロングヘアーだとたまにハーフアップにする人もいますが、どうしてもお辞儀をしたときの印象が良くないので半端に残さず全てまとめましょう。お団子にするには長さが足りずうまくまとめられないという人にはネット付きバレッタがおすすめです。大体フォーマル向けに作られているものが多いのでその場に馴染みますし、不器用な人でもとても簡単に使えます。筆者も葬儀場で働いていた時には毎日使っていました。ネットの中の髪の毛がぐちゃぐちゃでも全く目立たないので忙しい朝でもとても助かりましたよ。

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