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正しい作法を身につけよう!仏壇にお参りする時のマナー

普段生活する空間にはなくとも、仏教が広まっている日本では、ご実家などにはお仏壇があるという方は多いでしょう。日常的にお参りされる方は減ってきていますし、いざ仏壇の前に座っても、何をどうすべきか分からないのではないでしょうか。知っているようで意外に知らない、お仏壇のお参り方法についてまとめてみましたので、帰省などされる前にはぜひご一読くださいね。

仏壇を置く理由とは?

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近くにお寺やお墓がある場合でも、お仏壇を置くお宅はあります。すぐそばに故人やご先祖様を偲ぶ場があってもお仏壇を家にそなえるということは、何か深い理由があるのでしょうか?

心のリセットやメリハリに

スポーツでもそうですが、何かをする時に必ずするルーティンがあると、心が落ち着き集中できるといいます。お仏壇に向かうこともこれと似ている作用があり、「ご先祖様が今日も見守ってくれている」という安心感を得て、一日を過ごすことができるんです。お仏壇には朝と夕の二回お参りすると良いと考えられているのは、その日一日を安心して始められ、無事今日を過ごせたという終わりの合図をご自身にしてあげることができるからなんですよ。

自宅にお仏壇を置くことも、そういったルーティンがしやすいからという利点があるからなのですね。

意外に浅い仏壇の歴史

昔から日本の住居には仏壇がありそうなイメージですが、実はお仏壇を置くようになったのは江戸時代。思ったよりも歴史が浅い文化なんですよ。お仏壇はお寺にある須弥壇(しゅみだん。仏様が座る場所)という、仏の領域を家庭用に模したもので、だからこそ家の中でも位牌を祀る神聖な場所として相応しいといえるのです。

▼振り返りポイント

・お仏壇は、日々の生活リズムを作ってくれるものでもある

・お仏壇の歴史は浅く、江戸時代から普及した

訪問時にはお供え物を!

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お盆などでご実家に帰省する際、お仏壇に一度は向かうかと思います。そういった際、お仏壇があるお宅には何か手土産を持っていくのが大人のマナー。手土産はお供え物として、また訪問宅へのご挨拶としても大切ですよ。どのような品を選べば良いのか、以下で確認してみましょう。

賞味期限や色合いには注意

お供えされる前提で選ぶ手土産は、選ぶ際に以下の点を考慮すると良いですよ。常温で置いておくわけですし、亡くなった方へ供えるものですから、これらのポイントをおさえておけば手土産選びはバッチリです。

・日持ちするものを選ぶ

・赤や黄色などの派手なパッケージや商品を選ばない

・故人が好んでいた食品は喜ばれる

・消耗品であるロウソクやお線香も◎

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